月光夜曲終演後…コメントその3

月光夜曲が終わってからの感想をキャストから集めました。
パンフ掲載順に紹介する最終回。
その3はシュロ、フジ、カエデです。

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ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
志水幹世…シュロ

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今公演も慌ただしくはありましたが、何とか無事に公演を終える事が出来ました！
改めて思うと、長かったような、あっという間だったような複雑な気分です(笑)

もっとこうした方が良いんじゃないかと話し合いをしたり、その度に台本を書き直したり、どんどん変わるセリフに四苦八苦したり。
大変ではありましたが、皆で芝居を作ってるという実感が強まった気がします。
自分達の努力が実を結び、見に来てくださったお客様の心に少しでも何かを残せたら幸いです！

と、長々と真面目に書きましたが、一番何を言いたいかと言うと、大変だったけど楽しかった！！って事ですかね(笑)
皆様、本当にありがとうございました！！！
遠藤孝吉…フジ

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時間があれば装置の山の上を占領して寝ていて、
美術のろしさんに『俺は毎回あいつの居場所を作っているのか』と言われた、らしい。
カエデ役をやりました、天馬こと瀧澤です。

憧れ、想い、光を探す。手を伸ばす。
強い光は逃げ込める影を奪う。
明るくなればまた欠けが見える。
温かくなれば涼しさが懐かしく。
何かを手に入れれば、何かを失う。
一人きりでは満たされることは、ないのかもしれない。

けれど、自分にないものは、きっと誰かが持っている。
手放したものは、きっと誰かに届いている。
そう思った。

日常にもどり、一人にもどり、やはり淋しく、失った感覚。
それでも、今はただ感謝。
この舞台に関わったすべての方へ。
すべての想いが活力となり、また、一歩ずつ前へ。

いつかすべての欠けた心が、満たされる日を夢見て。

カエデ／瀧澤由舞（天馬）